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サマルカンドの見どころ

 ウルグベク天文台

Ulugbek's observatory, Samarkand
Ulugbek's observatory, Samarkand
Ulugbek's observatory, Samarkand

この天文台はサマルカンドの北東、チュパンアタの丘にあります。
今はほんの一部分しか残っていませんが、当時この半径46m、高さ30mの建築物によって取り囲まれていました。また、メインホールには、当時にしては非常に珍しい天体を観測するための施設が設置されていました。天頂儀の半径は約40m、円弧は63mあり、メインの6分儀は驚くべき正確さで子午線を指し示していました。
また、ウルグベクの天文表として知られる綿密な天文表は1018もの星の軌跡が記されており、望遠鏡もない時代にこのような正確な観測をしたとは驚きに値します。今日においてもその素晴らしさは色褪せません。ウルグベクは1年間を365日6時間10分8秒と計算しましたが、今日の最新技術で測定したそれは365日6時間10分9.6秒と、誤差は1分未満にすぎないのです。

Ulugbek's observatory, Samarkand
Ulugbek's observatory, Samarkand
Ulugbek's observatory, Samarkand

しかし、ウルグベクの死後、天文台は保守的なイスラム教徒によって破壊されてしまいました。そして、天文台が再び日の目を見るまでには400年以上の後の1908年を待たねばなりませんでした。ロシアの考古学者ヴィヤトキン が、天文台の位置に言及している文書を初めて見つけ、長年の謎だった天文台の位置が明らかになったのです。
残念なことに、主だった施設はほとんど破壊され、現在は建物の地下部分が辛うじて残っているにすぎません。
遺跡のすぐ隣には、天体図などの資料が集められた博物館が併設されています。